2024-01-01から1年間の記事一覧

悪意があってやっている訳ではないのはわかっているけれど

www.google.com このままだと、発狂してしまう 本当のことを話してください

苦しい 助けて 本当のことを話して

誰も、僕の言葉を信じてくれない。 僕が、Aさんといい空気になっていたとして、それを、Bくんに邪魔をされた。結局、AさんはCくんと付き合った、という出来事があったとする(もしも、の話です)。「いい空気」というのは僕の主観なので、それを証明することは…

グッドウィル・ハンティングという映画がある。色々と鼻につくところもあるが、いい映画だ。天才的な数学の才能を与えられた主人公ウィルが、育ちの悪さゆえ自分の才能を自覚しつつも真正面から向き合えない、という話だ。 私は、ずっと自分のことをカスだと…

サイコパスイッチ

恐怖を感じないことがある。怒鳴られている時や、他人に陰口を叩かれている現場に遭遇した時、人前で発表する時なんかに、スイッチが入る。板についた作り笑いを浮かべ、その場の行動の最適解を考え、自分の感情と行動を切り離せる。 先ほど、アルバイトの面…

短文

ニートなので昼寝をしていた。昼寝をしていたら、2022年の夏の夢を見た。私は彼女を待っていた。結局、夢の中では会えなかったが、それでも幸せだった。 仮にあの春に付き合うことができて、恋人として夏を過ごしていたとしても、その時間は永遠じゃないんだ…

ライバル

私は、「ムカつく」ことがあまりない。友達に恋人ができるとか、自分だけニートなのに他人の就職先は決まっているとか、どんどん年下の知り合いにライフステージを追い抜かれているが、悔しいとか、羨ましいといった感情が湧かない。おそらく、そもそも生き…

短文

何かの流れで服装の話になって、「僕、お洒落だからw」と傲り芸をかましていたら、「じょーんさんは、お洒落ですよ」と真顔で言われた。「マジトーンで言わないでよw」とさらにヘラヘラしていたら、「じょーんさんは、お洒落ですよ」と、真顔で何回も繰り…

ナポレオン・ボナパルト

人生で何度か、私に「父性を授けよう」としてくれる人に出会った。私を叱り、どやし、威圧し、そのことに慣れさせようとしてくる人たちに。私は、それに怯え、「やめてほしい」と感情を伝え、抵抗したが、彼らはそれをやめてくれなかった。冷静に考えると、…

言い訳

できないことをなぜできないのかと迫るのは、残酷だな、と思う。 よくある例えだが、アルコール中毒者は酒を飲んでいると同時に、酒に飲まされている。その構造から抜け出すことは自分の理性のみでは不可能だ。 DVをしてしまう男は、殴りたくて彼女や子供を…

ニーチェすこすこ同好会

私は、自分を大まかに右翼左翼で分けると、左翼であると認識している。核兵器はなくなって欲しいし、あらゆる差別は消えて欲しい。だが一方で、左寄りの人たちと馴染めるかというと,、そうでもない。 彼らは、群れている。群れている左翼は、群れること自体…

【小説】あさこ

あさこは、三兄弟のおねえちゃんでした。 あさこには、お父さんと、お母さんと、弟と、妹がいます。あさこと弟は、同じ小学校に通っています。妹は、まだ保育園に行くような年でした。 あさこは、家族の誰にも言えないことがありました。実は、夕ご飯の時間…

無限、無限

人間は、規則性を見つけた時に「笑い」が発生する生き物だと思う。所謂「あるある」は、無秩序な日常の中に、「○○をするときは××が発生する」という規則を見つけて、なぜか面白くなってしまうのだ。「お笑い」も、「振って、振って、外す」という、自分で作…

怒り、救済

私は、放課後デイサービスと呼ばれる施設で、子供たちの面倒を見るアルバイトをしていた。「愛情を注ぐ」という動作を繰り返すうち、段々と身体がそれを覚えてきて、少しずつ他人を愛するという感覚を覚えた。そんな中、ある女性に出会い、私は恋に落ちた。 …

【小説】海

「ザブーンザブーン」 ゆうたは、生まれてはじめて海を見ました。山で育ったゆうたは海を見たことがなかったので、お父さんとお母さんに頼んで海に連れてきてもらったのでした。 海は、とても大きいものでした。ゆうたの想像の何倍も何十倍も大きいものでし…

味覚障害

私は、定期的に感情が死ぬ。感情が死ぬのは、大体が理不尽さに触れた時だ。例えば、いじめが起きていたとする。いじめが起きて、被害者生徒が我慢に我慢を重ね、最終的に加害者生徒を殴ったとする。そこで「殴った」という事実だけが切り取られ、被害者生徒…

僕の名前は、スカビオです

クマが人里に降りてきたとする。その場で捕獲し、山奥に連れて行けばそのクマは殺さないで済むかもしれない(知らんけど)。しかし、人間が餌をあげたりして人里に居着いてしまって、最終的に人間の肉の味を覚えてしまったら、そのクマはもう殺処分するしか…

はじめに言葉ありき

高校に碌に通っていなかった。人生に目標はなく、やりたいこともなく、なりたい自分もなく、お昼ごはん代で一日一冊漫画を買い、駅のベンチなどでそれを読み、部活の先生と喋りに学校へ行く。そんな暮らしをしていた(あと一単位落としていたら高校は留年だっ…